気ままに Marathon & Mountain

走ったり登ったりします

【夏休み中盤戦】槍ヶ岳!!雲ノ平!!高天原!!

夏休みの中盤2日間。

北アルプスの最奥に向かっていきます。

 

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9/5

この日は東鎌と西鎌を越えて双六小屋へ。

 

まずは大天荘にてご来光。

 

それを受けての槍穂のモルゲン。

もうこれだけで満足じゃん?

ってほどの絶景。

 

大天井から西岳へ喜作新道を歩く。

西岳付近にくるとこれから挑む東鎌尾根も目前に。

一度下げてからの登り返しがすごい。

スルーされがちな西岳も登頂しました。

 

そして東鎌をえっちらおっちら。

それほど危険ではないけれど

段差も大きいし神経は使うし疲れます。

 

なんとかヒュッテ大槍に到着すると

眼前に槍がどーーん!!!

 

少し休憩してから槍ヶ岳山荘へいくと

目と鼻の先に槍がどーーーん!!!

頂上にかかる梯子が煌めいている。

 

ただ、この日は槍には登ってません。

 

初めての槍に登るときは

東鎌からでも西鎌からでも

槍沢からでも飛騨沢からでもなく

上高地から、岳沢、前穂、奥穂、北穂、大キレットを越えて

真っ正面から登りたいのです。

 

てことで槍ヶ岳山荘で休憩して西鎌へ。

 

この後はガスってきてしまったので

写真はないですが、双六小屋まで。

 

双六小屋でラーメンを頂きくつろぎました。

 

当時は全く気付かなかったのですが

みちべぇさんも同じ日に双六小屋に宿泊されており

夕食時には斜め向かいにいたという驚愕の事実。

 

これからは近くに知り合いがいるものだと思って

すれ違う人をじろじろ眺めようと思います。

 

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9/6

この日は北アルプスの最奥にある

日本最後の秘境と呼ばれる雲ノ平を経て高天原へ。

 

起床するとちょっとガスっぽいので

ご来光は見れないかな~とのんびりスタートしましたが

運よくガスが取れてくれまして

天空の滑走路にてご来光どーーん!

この後はまたすぐ次のガス。

三俣蓮華岳まではガスガスでした。

 

三俣山荘手前で黒部源流コースへ

ガスも取れてきて見事な三俣蓮華岳

 

そして祖父岳付近までくると

薬師岳をバックに雲ノ平どーーん!

雲ノ平の前にいったん祖父岳へ。

 

この祖父岳がすごかった。

北アルプスのど真ん中にあるので

四方どこを見ても北アの名峰が望めます。

 

鷲羽・槍方面どーーーん!

 

水晶・赤牛方面どーーん!

 

黒部五郎方面どーーん!

 

祖父すげえ!

じいちゃんすげえ。

と思いながら雲ノ平へ向かいます。

 

雲ノ平に入るとまずスイス庭園への分岐。

 

そのスイス庭園からの展望。

右に赤牛、左に薬師、眼下に高天原

心がぞわぞわするほどの大展望。

 

さらに雲ノ平の中心へ

あちこちに綺麗な池塘が点在。

 

そしていよいよ雲ノ平山荘!

 

憧れの雲ノ平山荘!

 

中も最高の雰囲気。

 

少し休憩してから

祖父岳と雲ノ平を挟むようにある祖母岳へ。

祖母岳はアルプス庭園でもあります。

これがまたすごい!

水晶岳をバックに雲ノ平どーーん!

テラスのような木製のベンチがあり

この絶景を眺めながら休憩できるとか楽園すぎる。

 

祖父と祖母がもんのすごかった。

じいちゃんばあちゃんを大切にしないとですね!

 

夕暮れの雲ノ平も大絶景みたいなので

ぜひともまた来たいところでした!

 

名残惜しいけれど、雲ノ平を後にして高天原へ。

 

樹林帯を降りていくと、突如として

ばーーーっと景色が開けます。

 

雲ノ平といい高天原といい何ここ?

こんなに「楽園」という言葉が似あう場所もそうない。

 

そんな楽園に建つ高天原山荘。

ここは発電機もないランプの宿なので

太陽が昇れば明るくなるし

太陽が沈めば暗くなります。

 

日本で最も遠い温泉、高天原温泉

湯温が結構高く

隣を流れる沢の水で体を冷やします。

おっさん達がキャッキャいいながら戯れます。

もちろん素っ裸で。

 

露天はもちろん混浴ですが

男女別の内湯もあります。

女性用はもっとしっかり目隠しされてます。

 

この2日間を晴天の下で歩けたのは

本当に本当に幸せでした!

 

夏休み終盤戦につづく。