30kmを過ぎ、気温が低いところに小雨が降り出します。
ゴールまで。
■30km~35km(公式タイム:30分35秒)
30kmを過ぎると、キリキリ腹が痛み出します。
序盤がグルグルだったのに対して、シャープな痛みです。
青島太平洋は32km過ぎでゴール地点に戻ります。
フィニッシュゲートを見てから10km走らせる鬼畜コース。
ここでDNFする人には優しいコース設計です。
そんな32km過ぎ、オナラをしたくなってきます。
しかし、なんというか、このオナラをしてはいけない気がします。
ガスだけではない「何か」が一緒に出てしまう気がするのです・・・
そんなことになったらマラソンどころではありません、即DNFです。
幸いにもコース脇に荷物預けのある武道館の常設トイレ。
慌てて飛びこみ、慎重にガスを出します。
セーフ。人としての尊厳は保てました。
コースに戻ろうとすると、目の前を3時間のペーサーが通過。
ヤバいww追いつかれたwwと思い、ダッシュで追いかけます。
すぐに追いつき、マージンを作るべく再び前に出ますが・・・
ここでOPP第2波の本震がやってきました。
運動公園内の常設トイレに飛び込みます。3~4分ほどのロス。
ここで完全に心が折れました。
さすがにここから3分以上のロスを取り返す気力も体力もありません。
後はもうダウンジョグ・・・と行きたいところですが、
OPPの悪魔はそう簡単に引き下がってはくれません。
■35km~ゴール(公式タイム:29分12秒+13分59秒)
トロピカルロードにつながる橋を渡ったあたりで再びトイレへ・・・
もう勘弁してくださいと泣きそうになります。
37km手前の日向夏のゼリーエイド。
腹がおかしくて補給食を全然とってなかったので、ゼリーを食べます。
となりに飫肥天エイド。(さつま揚げみたいなの)
男子高校生が「おびてんあります~」と消え入りそうな声。
もうレースは捨てているので、せっかくなのでバクバクいただきます。
すると、高校生が「おおっ」と色めき立ちます。
「この時間の人たちは記録狙ってるから、寄る人少ないでしょ」とか、
「今日、めっちゃ寒くない??」とか、
男子高校生たちとしばし談笑。
38kmくらいで、はてなブロガーのshiomineさんにご挨拶。
「shiomineさんですか??おいやんと申します」と、怪しさ全開。
はてブロTシャツ着てなかったら変質者です。
しばし談笑してから応援頑張ってください!とわかれます。
しかし寒い・・・
腕の感覚はなくなってくるし、
鼻水はずるずる出てくるし、
腹はずっとキリキリ痛むし、
前かがみになってしか走れないし、
もう状態は最悪、マジのガチで泣きそうになりました。
あまりに辛くて、最後の2kmくらいの記憶がありません。
ゴール後もフィニッシュのコーラエイドをスルーしてトイレ直行です。
そんなこんなで僕の青島太平洋マラソンは終わりました。
■来年も参加します
サブ3の忘れ物を残したままなので、というより
暖かい青太らしい青島太平洋マラソンを走って終わりにしたい、
という思いが強いです。
来年は体調も整えて、勝負したいと思います。