色々ありましたが、まずはレース編。
結果は既報のとおり、2時間52分30秒。
■エプソンデータ
■前日カーボインしすぎ
デミカツ(ドミカツ)と中華そばを半々ではなく1人前ずつ。
ホテルに戻って御座候2個。
■当日
4時半起床(スタートは8時45分)。
5時にカロリーメイト2本とカステラ5切れ。
食欲はありませんでしたが、食べないと走れないと思い、コーヒーで流し込みます。
気温は思ったほど低くはありませんが、時期としては低めで曇り空。
秋としては絶好のマラソン日和です。
■スタート~5km(公式は20分15秒)
ここでいきなりアクシデント。
1km付近にある陸橋のアップダウンが結構急で、
陸橋の下りで左ふくらはぎがピキッと突っ張る。
元々調子のよくない左ふくらはぎということもあって、
最悪、3km付近の岡山駅のあたりでDNFも頭をよぎりました。
なんとか走れているので続行を決意。
この区間はまだまだ団子状態で進みます。
■5km~10km(公式は20分07秒)
この区間で、女子のトップ選手を含む集団になります。
ペースもちょうどいい感じで、後ろにめぼしい集団もないので、
今日はこのペースで攻めることを決意します。
スタートからコースも広く、すごく走りやすいコースです。
昨日の食べ過ぎなのか、体は欲していませんが、
10kmでマグオンを1つ補給しました。
■10km~15km(公式は20分16秒)
ここで再びアクシデント。
オナラがしたくなってきたので、集団から車道の中央側に離れます。
が!集団の1人が僕の後ろを追ってきます。
違う!コース取りじゃない。僕はオナラがしたいんだ・・・
しょうがないので、少し振り向いて、
「すいません、オナラしますね・・・」と断りを入れます。
無事ガスを出した後、集団に戻ります。
後ろの人とは「申し訳ない」となんか友情が芽生えました。
少し女子選手のペースが落ちたかな??と思ったので、
女子選手の前で走る場面も出てきます。
■15km~20km(公式は19分57秒)
15kmを過ぎて突然、女子選手がペースアップ。
明らかにギアを変えてきましたが、つけないペースではなく、
今日は攻め倒すと決めていたので、離れずに付いていきます。
それにしても、この女子トップ選手、
エイドに寄らず、自前の給水を持っているわけでもなく、
全く給水や給食で補給する気配がありません。
一方、僕は食欲もなく、体も欲してませんが、
このまま持って帰ってもなあ・・と思い、
20kmでマグオンを1つ補給します。
が!呑み込んだジェルがそのまま胃から口に戻ってきました。
思わず吐き出してしまいました。
この時点で、今日は補給いらんかな・・・と思います。
■20km~25km(公式は19分57秒)
中間点を過ぎると、女子選手がさらにペースアップ。
マジか・・・と思い、付くかどうするか迷いましたが、
さすがにこれ以上は無謀すぎるということで、ここで少し離れます。
次の5kmでさらにペースアップしていたので、正解でした。
リズムは作れていたので、割と思い通りにキロ4付近で走れます。
前から落ちてきた人を拾っていく感じで、
目標を見つけて30kmまではこのまま攻めるぞ、と走ります。
■25km~30km(公式は20分13秒)
30km過ぎに岡南大橋のアップダウンがあるので、
この区間は少し休むべきかとも思いましたが、
そんな弱気でどうすると思い、ペースは崩さず走ります。
田園風景も終わり、少しずつ応援も増えてきます。
予定通り補給をするかどうか迷いましたが、
やっぱり持って帰ってもな・・・と思ったので、
思い切って30kmで最後のマグオンを補給しました。
■30km~35km(公式は20分24秒)
岡南大橋の登りでもさほどペースが落ちません。
橋の上では大きく深呼吸をして、あと12km頑張ろうと気合を入れます。
35kmまでこのペースで走れば、
あとはキロ415くらいを維持できそうな余裕はあるなと思い、
35kmまで死ぬ気で走るぞと脚を動かします。
岡南大橋を渡り終え、旭川沿いを北上。
やっぱり普段走ってる川沿いはいいなと思う余裕もありました。
ところがどっこい、そう上手くはいかず、
ここから試練が待っていました。
■35km~40km(公式は21分29秒)
36km過ぎだったでしょうか、
右ハムがビクンビクンと痙攣。
「ここで攣ったら終わり」と思い、思わずペースを落とします。
レース中に攣ったことがないので、
どうしたらいいのか分かりません。
叩いてみようか・・でも刺激はまずいんじゃないか・・と悶々。
キロ430くらいだと何ともなく走れるようだったので、
430で様子見→少し上げてみる→やっぱり痙攣の繰り返し。
「攣ったら終わり」というドキドキ感で、
あと何キロとか全く見る余裕がなく、気づくと残り3kmの看板。
キロ5で大丈夫そうだったので、少し安心。
同時に無理はせずにペースを落とすかどうするか迷いますが、
ここまで来たら1秒でも速くとギリギリを攻めていくことに。
40km手前の最後の給水所。
高校生が「水かけますよ~」と叫んでいたので、
腰のあたりを指して、「脚にかけて~」と答えます。
「自分が」と思ったんでしょう、
4,5人の高校生が一斉にひしゃくで水をぶっかけてきました(笑)
かけすぎwwwwwと思いましたが、
こっちもテンションが高いので「サンキュー!!」とサムアップ。
■40km~ゴール(公式は9分52秒)
ここでラスボス登場。
往路1km過ぎで左ふくらはぎにダメージをくらった陸橋です。
登り始めた途端、右ハムがビクンビクン。
ここはアカン・・・とペースを落とさざるを得なくなります。
登り切った時、この脚で下れるのか・・・??と超不安に。
とにかく衝撃はダメだと、ソロ~っと着地を心掛けます。
ビクンビクンしてましたけど(笑)
ここまでくると、攣りそうで攣らないのと、
攣ったら終わりというスリリングさとの間で、
なんか楽しくなってきます。
ビクンビクンとなるたびに、「おおうww」とか「うひょww」とか
訳のわからない笑いがこみ上げてきました。
そんなこんなで、2時間52分30秒でゴールしました。
■翌日の状態
左ふくらはぎがヤバい状態です。
岡山前から懸念はしてた箇所なので、
むしろゴールするまで爆発せずに良く持ってくれた感じです。
しばらくはスピ練は控えめにしておこうと思います。
以上、レース編のレポでした。