まずはこちらの画像をご覧いただきたい。
↓
お分かりいただけただろうか?
35km 2:27:16 ←いいペース。サブ3は硬いかな?
↓ からの~
40km 3:31:26 ←?!W?WW!!??!?!WWW
この5km:1時間4分 ←WWW?!!?!!?W?W?W?!?
↓ さらに~
ゴール 4:04:29 ←ウケるーwwwwwwwwwwww
この2kmちょい:33分 ←全参加者中の最遅レベルじゃね???
なぜこんなことになったのか。
■異変は序盤から
2km過ぎ、靴紐が緩かったのか、0.5大きい靴を履いてる感覚。
集団の中にいたので、気になるようなら少し走って締め直そうと思うも、
5kmくらいには気にならなくなっていたので、そのまま続行。
7km過ぎ、左足の土踏まずの外側が擦れる感覚。
こんなとこが擦れるのは初めてだし、しかもすでに水ぶくれになってる??
慌てて走りながら靴の中で足をずらすも改善せず。
まだ10kmも走ってないぞ・・・少しパニックに近い焦りに。
■さらに追い打ち
15kmを過ぎると、左足は完全に水ぶくれになってるのがわかる。
1歩1歩ひりつく様な鈍い痛みを我慢しながら歩を進める。
すると20km過ぎ、右足外側の同じ所にも水ぶくれのような感覚。
しかも、左足は足の外側なのに、右足は少し足裏にも広がってる。
着地するたびにブヨブヨと、水風船を踏んでいるような感覚になる。
■我慢の走り
中間点からはもうペースが速いのか遅いのかもわからない。
足元見ながら水ぶくれ破裂してないよな??と気が気でない。
なるべく足の外側で着地しないように、踵と親指のラインで走る。
当然、変な走り方になるので、母指球のあたりが痛くなってくる。
30-35kmまでの連続アップダウン、
登りはつま先着地で行けるので耐えられるが、下りが耐えられない。
■そして限界へ
36km過ぎ、カーブで少し踏ん張った時に右足にズリッと激痛。
これはやってもうたか!?と思わず立ち止まってしまう。
これまではアドレナリン効果か、何とか走れていたものの、
1度立ち止まって痛みを自覚してしまったことで、動けなくなる。
■キロ15分の世界へ
とにかく、着地ができないので、歩くことすらままならない。
残り6km弱なのだが、時計を見るとキロ15分かかっている・・
39kmくらいで自転車で見回りしてる救護班の方が、
「大丈夫ですか?救護車呼びますか?」と言ってくれる。
正直、歩くのも辛かったので呼んでもらおうと思ったのだが、
口からは「いや、あと3kmくらいなので歩きます」と発していた。
■這う這うの体でゴール
何人ものランナーから「ラスト頑張れ」と声をかけていただく。
風が強くなってきて寒くて仕方なかったが、何とか足を引きずり歩く。
最後の公園は走ろうと思ったが、1歩で「アカン」となり最後まで歩き。
ゴール後は体が冷え切っており、そそくさと着替えて退散。
こうして初めてサブ3を狙った勝田は、自己ワーストを更新して終わった・・・
全体の結果。
シューズはいつものジャパンブースト3。